ダクタリ会

症例

股関節形成不全に対する三点骨盤骨切り術

まれて半年になったばかりのパピーさんがこの数日で右後肢を庇う様になり、かかりつけ医を受診したところエックス線検査で股関節形成不全と診断されました。この疾患に対して外科的に対応できないか?とのご相談。若齢であったことから予防的に三点骨盤骨切り術:Triple Pelvic Osteotomyで対応を行いました。インプラントはシミュレーションによりオブリーク・ヒップ・プレート・ロッキングの30°矯正 Mサイズがレイアウト可能でした。この骨盤矯正手術の術後すぐは亜脱臼の修正はできません。約6週間ほどで徐々に関節の整合性が改善、大腿骨頭が寛骨臼内に完納し、股関節の噛み合わせが良くなってきます。この手術の良いところは大事な自骨が温存できることです。TPOの後で将来的にDJDによる痛みが生じた場合でも難易度は上がりますが、股関節全置換術(THR)で対応することが可能です。予防的骨切り術の恩恵が得られるためには早期発見と早期の治療介入が重要です。

POST TPO-2weeksのXray添付済み

 

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