ダクタリ会

症例

肘関節脱臼・タイプⅠ 3Dモデル模擬手術

2歳の柴犬ちゃんが、生まれてすぐに痛めた肘に徐々に痛みが出てきたとのことで、主治医から診察と必要があれば手術をして欲しいと連絡がありました。CTでは橈骨頭が外側に脱臼して変位していました。また回転性の変形を伴っています。同時に尺骨にも湾曲が認められています。このような変形矯正には3Dプリンターで模擬手術を行いあらかじめシミュレーション手術をしておくと時間の短縮と正確な変形矯正が可能となります。このようなテクノロジーを動物医療にもどんどん取り入れていきたいと思います。また、骨きり部位にはPRFと自家海綿骨移植を行い治癒促進を期待します。

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