ダクタリ会

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CSU Veterinary Teaching Hospital

2020年3月1日より1週間コロラド州立獣医科大学・獣医教育病院に継続教育の一環として短期研修に行ってきた。日本の大学では付属動物医療センター、あるいは大学病院と言われているが、米国の場合は病院=教育現場という考えから教育病院と呼ばれている。つまり、24時間365日体制で学生は実地訓練を各科レジデントや専門医から直接指導を受ける。(日本の獣医科大学は17校あるが…。)
我々はVisitorとして学生(といっても4年生ですでに獣医師である)に混ざって診察や手術室に同行した。今回は、それぞれ内科、臨床病理、腫瘍科、整形外科、歯科、Urgent Careなどに分かれて研修を行った。

フォートコリンズを一望する高台から

 

初日に病院長のDr.HackettにTMIを案内していただいた。この素晴らしい施設は何十億という莫大な寄付により成り立っているという、人と動物を取り巻く環境が、日本と米国とでは寄付という文化の差が随所に於いて明白である。

Dr.Monnet & Gen KATO
 

腫瘍外科の手術室(CSUの腫瘍チームではサージカルオンコロジーのフェローシッププログラムが行われている。フェローは1年間 100%腫瘍外科に携わる義務がある。)特に、CSU腫瘍科では腫瘍内科、放射線腫瘍科、腫瘍外科医がオーガナイズされ一つの症例を診ていることは非常に素晴らしい。Dr.Mizuno  & Dr.Suzuki

外科のレジデントのDr.Tokunagaが学生に熱心に整形外科の教育を行う。

Dr.Tokunaga & Dr.Gen KATO

Dr.Takato & Dr.Suzuki

Dr.Harada,Dr.Tokunaga,Dr.Suzuki,Dr.Takato,Dr.Takagi,Dr.Mizunoと会食。フォートコリンズのレストランでロッキー・マウンテン・オイスターという珍しい料理をいただいた。

今回、3days 集中クリニカルプログラムということでCSUから認定証を頂いた。短い時間であったが得るものも多く、この経験は明日の患者さんへのケアに必ず貢献できるものと信じている。

百聞は一見にしかず、継続は力なり。また、来年!

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