ダクタリ会

TOPICS

USBメモリーから

先日、古いUSBメモリーを見つけてパソコンで開いてみると15年前の写真が記録されていた。

2005年2月 テキサス州 ヒューストンの Gulf Coast Veterinary Specialistsで過ごした1ヶ月間、Brian Beale先生のもと整形外科の研修を行った。 当時、日本ではTPLOに関する情報すら少ない時代。彼のTPLOの圧倒的な施術スピードに驚かされ、整形外科専門医の仕事を間近で見ることができた。また、Liska先生のTHRも同様にその症例数とスピードに驚愕する日々であった。専門医の集団という組織力の素晴らしさについて考えるようになった。

2006年7月 当時、9年間勤務していた東京の病院を退職し、ニュージャージーの友人宅に転がり込んで過ごした2ヶ月間。友人獣医師が研修先に勧めてくれたA.E.R.A (アニマル エマージェンシー  & リファーラル アソシエイト)のお世話になった外科チームのACVSのDr.Hunt、Dr.Singer、外科のVTさん達。兼ねてから、興味のあった専門病院のシステムやリファーラルの仕事などについて研修と手術助手を行いながら学び、とても有意義な日々を過ごした。最終日に外科チームでサプライズの送別会を行ってくれた事は今でも忘れられず、本当に嬉しかった。Dr.Huntは昨年、外科医をリタイアされ、Dr.Singerはアリゾナ州でモバイル・サージャンとして活躍されている。今は新型コロナで身動きもとれないが、またいつか訪問したい。

NYマンハッタンから車で50分位。ANIMAL EMERGENCY and REFERRAL ASSOCIATES

日本ではなかなか遭遇しないが、外科専門医の元には80kg近いデーンやマスチフのCruicateが集まる。

Oradell Animal Hospitalでお世話になったDr.Havig。この日はマイクが地元のGP獣医師のために専門医として講義を行った。

サプライズ?の”SAYONARA”ケーキ、お世話になったテクニシャンの方々。

GunShotの損傷なども珍しくない。アメリカ東海岸、本場のER。マイクと。

 

ページトップへ