3D Hip ACE-X オランダ ユトレヒト
オランダで3D hip ACE-Xのトレーニングに参加してきました。成田から14時間のフライトでアムステルダムに到着。電車でユトレヒトまで向かいます。
公共機関に犬もケージに入れず乗車可能で、大型犬も乗車していました。
オランダで唯一の獣医学部がユトレヒト大学にあります。毎年約200名の獣医師が誕生するそうです。
日本にVet Schoolはいくつあるの?と現地の先生に聞かれ。。。。えっと、17校あります。
。。。驚愕されておりました。
オランダはご存知の通り、解剖学で世界的に有名な国であり、その歴史の深さを改めて実感しました。今回はユトレヒト大学の旧校舎で行われました。古い建造物も壊さず活用していることはたいへん印象深いものです。
講師はこの手技を開発されたユトレヒト大学のDr. Meijで、とても丁寧に教えていただきました。3D Hipとは、股関節形成不全(CHD)を抱える若い犬に適応される、個々の体格に合わせたカスタムインプラント治療です。この技術を用いることで、患部に最適化された治療が可能となり、従来の矯正骨切り術に比べて侵襲が少なく回復の可能性を大幅に向上させることができます。いかに早期にこの病気を見つけるかがKey Pointになります。
今回のトレーニングは20名限定で世界で初めてのコースでした。
日本からもう1人、偶然に参加されていた先生とご一緒する機会がありました。同じ日本人同士、意見を交わしたり助け合うことができ、とても心強かったです。写真は、実際に骨模型にインプラント固定の練習をしている様子です。こういった国際的な場で同じ国の仲間と出会えるのは、特別な経験です。
アムステルダムで少し時間があったので、猫博物館 (KattenKabinet)に立ち寄りました。
この博物館は猫に関するアートや歴史的な展示がたくさんあり、猫好きにはたまらないスポットです。美しい建物の中で、猫にまつわるさまざまな文化を感じることができました。
今回の実習中の様子です。Dr. Meijが直接手技を丁寧に解説してくださり、参加者全員が真剣な眼差しで学んでいる姿が印象的でした。少人数制のコースだったため、講師との距離も近く、実践的な学びを得ることができました。タイ、ドイツ、オランダ、ベルギーなど国際色豊かな皆さんとも交流でき、非常に充実した時間を過ごしました。この知識を活かして、さらに精度の高い診療や手術を提供していきたいと思います。これからも新しい技術の習得を続け、動物たちにより良い医療を届けられるよう尽力します。
Ik zal mijn BEST doen!