ダクタリ会

症例

セメントレス環軸固定術 Non-Cemented AAI Fix.

軸椎不安定症による四肢麻痺の患者さんの治療依頼がありました。術式は第1頚椎と第2頚椎をインプラントで固定するというものです。従来からのピンとセメントを使って固定する方法が紹介されていますが、ピンが破損したり、セメントに感染が生じる合併症も報告されております。そこで、細経のピンやセメントを使わないTitanium Locking プレート法で椎体固定術を行いました。関節面はバーリングを行い癒合促進のためβ-TCPを埋入しています。術後はしばらく安静が必要です。リハビリも頑張りましょう。

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