ダクタリ会

症例

免疫介在性溶血性貧血(IMHA)

犬においてたまに見られる疾患の一つに免疫介在性溶血性貧血があります。
自分の体が自分の赤血球に対して攻撃してしまうことで起きる貧血で、重度の貧血・炎症を引き起こすため時に死亡することもある病気です。

今回の患者さんは高齢の小型犬でしたが、免疫抑制剤の治療により赤血球の破壊は止まり、輸血を行わずに済みました。これから徐々に薬を減量していき、最終的には完全に休薬することを目指します。

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