症例

細菌性腹膜炎

発熱、腹水、下痢、嘔吐、血液検査で敗血症を起こしている患者さんがいるので、緊急で見て欲しいと主治医の先生から連絡がありました。
腹水中には細菌が認められ、Septic Abdと診断しました。CTでは遊離ガスが確認され緊急的な開腹術が行われました。
小腸に腫瘍ができており、その部位が穿孔、破裂していました。悪い部分を切除し吻合術を行いました。
術後は集中的な経腸栄養、全血輸血、抗生剤、輸液、DIC対策が行われました。非常に激しい腹膜炎でしたので、
術後は低アルブミンに悩まされましたが、幸い術後10日間ほどで小康が得られ退院となりました。

切除した腫瘍はリンパ腫と診断されたので、今後は主治医のもと化学療法が検討されます。
今回の主治医の判断がもう少し遅ければ確実に助けられなかったと思われます。

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