ダクタリ会

症例

脛骨粗面剥離骨折

長期の子犬に発生した脛骨粗面剥離骨折に対し、外科用イメージガイド下でピンニング固定を実施しました。若齢犬は骨癒合能力が高く、ピンニングのみで予後は大変良好です。

Q:子犬の脛骨粗面骨折はなぜ起こる?

A:子犬の脛骨粗面は骨ではなく成長板でできており、強度が低く牽引力に弱い構造です。ジャンプや滑った瞬間などで大腿四頭筋の強い牽引力が加わると、骨が折れるのではなく引き剥がされるように骨折します。軽い外力でも起こるのが特徴で、生後3〜6か月齢で多くみられます。

Q:保存療法でも管理できる?

A:脛骨粗面には大腿四頭筋の牽引力が常にかかっているため、ギプスや安静では力を止められない。

結果として変形癒合や跛行が残るリスクが高くなるため、外科的固定が第一選択となります。

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