ダクタリ会

症例

門脈後大静脈シャント(脾静脈経由)CPSS

4歳のワンコが過去に他施設にて門脈シャントに対して部分結紮を実施済み。最近になって肝性脳症(意識障害、旋回、よだれ、痙攣、盲目などの症状が発現したとの事でセカンドオピニオンで来院されました。CTで残存シャント血流が確認されたため、アメロイドリングで再手術を行いました。成犬で発症の門脈シャント+再手術は、完全閉鎖を目指すより段階的管理が望ましいケースが多いです。また、術前CTでの詳細な評価は大変有効です。

症例カテゴリー

ページトップへ