ダクタリ会

症例

レッグ・ペルテス病に対する大腿骨頭頸部切除術+寛骨臼部分切除術

10ヶ月のトイ・プードルさんの右後肢に痛みがあり、精査と治療目的でかかりつけ医より紹介受診となりました。エックス線と触診でレッグ・ペルテス病(以下LCPD)と診断しました。この問題を解決するために、当院ではFHNE(大腿骨頭頸部切除成術)またはFHRO(大腿骨頭回転骨切り術)の提示を行なっております。今回はFHNEを行うことになりました。近年、ヨーロッパの一部の獣医外科医により、考案、臨床応用されはじめた、FHNE+Partial Acetabulectomy (PA)寛骨臼部分切除術を併用しました。この手術の目的は骨切り部位のスペースを大きく確保し、将来的に Bone to Bone インピンジメントを予防することに繋がるのではないか?と考えられています。術後は鎮痛剤を使いながらできるだけ早期にリハビリテーションを行います。 

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