フレンチブルさん上腕骨Y字骨折(Y-Condyle Fracture)に対応しました。この骨折は関節内骨折であり、正しく整復することが大変重要となります。肘頭骨切りアプローチにより関節面を露出することが可能となります。内顆を2.7DCP＋チタン合金Rodで固定、顆間は4.5 シンセス社のチタン製キャニュレーティッド・ヘッドレス・コンプレッション・スクリューで圧迫固定、外顆は2.4 Sofia Tech Locking Plateで固定しました。この骨折の整復のポイントは解剖学的に正しい位置に戻し、安定化させることが術後の関節機能にとって重要となります。しばらく安静が必要です。