ダクタリ会

症例

先天性肩関節脱臼

5歳のポメちゃんの肩関節脱臼です。エックス線とCTで評価すると肩甲骨の凹みが正しく形成されていません。初めて症状が出たのが5歳ということで、それまでは
症状が出て来なかったことが不思議です。肩甲骨の先天性の形態異常のため肩関節の関節固定術が適応となります。
上腕骨の骨切りと肩甲骨の骨切りを行い、Titaniumのカントゥアプレートの形状を整え、上腕骨と肩甲骨を骨性癒合させます。
トイ犬種では肩甲骨が非常に薄いのでスクリューの埋入にはコツが必要です。

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