ダクタリ会

症例

前十字靭帯完全断裂 リバースCBLO(ブルッカーCBLO) #102

7年前に前十字靭帯断裂によりCBLOを実施したわんちゃんが、反対の前十字靭帯断裂により足を使えなくなったと来院されました。
脛骨のTPAは34度であり、ほぼeTPA(脛骨プラトーの傾きがきつい)と診断されました。
 CBLOの術式でプランニングを行なってみると。CORA(変形中心)の位置が脛骨近位に位置し、通常の骨切りでは
通常のインプラントがレイアウトできないと判断されたため、リバースCBLOで対応しました。(※ブルッカーCBLO)とも言われている。
脛骨プラトーも7°に矯正され、PTA/TPAもおよそ90°であることから、このまま安静にし、リハビリを行えば
7年前と同様に良好な予後が期待できると思われます。

 

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