ダクタリ会

症例

包皮粘膜尿道瘻設置術

15歳のオス猫さんが尿道結石により何度か尿道閉塞を繰り返しており、内科的な管理の限界ではないかと主治医の先生から尿路解放術の依頼がありました。閉塞した尿道結石を摘除し、包皮粘膜を利用した尿道瘻(尿道を太くする手術)を設置しました。猫が尿毒症になるまでオシッコを出せなくて苦しむ”という場面は想像もしたくありませんが。またシュウ酸Ca結石は基本的に溶解することは期待できません。これからは気持ちよく、たくさんオシッコをしてもらいたいです。高齢ながら頑張ってくれました。

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