ダクタリ会

症例

外傷性股関節脱臼

トイ・プードルさんが、ソファーからジャンプした後から、足を痛めてしまい主治医を受診しました。エックス線検査で右股関節の腹側脱臼が確定され、当センターを紹介受診となりました。2.4mmトグルピンを用いて人工靭帯で大腿骨頭靭帯を再建しました。この手術の良いところは自骨を温存出来るところです、しかし15〜20%の確率で再脱臼が起こることも知られています。再発を繰り返すような症例では骨頭頸部切除か全置換術が行われます。したがって、関節周囲の構造がリモデリングするまでの間は運動を控え、安静にする必要があります。

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