椎体固定術












10歳のワンコが後肢フラツキの精査のため、かかりつけの動物病院より画像診断と治療のために紹介受診されました。CT/MRI検査では第3腰椎の左側から脊柱管内に重度に浸潤し、脊髄の90%以上を圧迫する占拠性病変が確認されました。また椎体にも骨融解像が確認されました。姑息的ではありますが、腫瘍摘出により除圧することで神経学的機能回復に期待することと、今後の病期の進行に伴い椎体の不安定性が懸念されたため、2.0mmのTitanium Locking Plateを2枚用いて部分的にスタッキングさせると同時に4本のLocking Screwを用いて椎体固定術を実施しました。脊柱管内に浸潤し、脊髄を圧迫していた腫瘍はほぼ完全な摘出が可能となりました。術後すぐに歩行可能となり、良好な機能回復が得られています。今後は摘出した腫瘍の病理検査により追加の治療を決定します。

