ダクタリ会

症例

橈骨固定術 #223

型犬の橈骨骨折です。DICOMからCADに変換した橈骨骨折モデルの有限要素法解析によると橈骨の遠位には応力が集中しやすく、ほとんどの橈骨骨折(14ギガパスカル)はこの領域で発生しています。またステンレス素材(200ギガパスカル)や強固すぎる固定によって骨は応力遮断により萎縮しやすくなるため、極力ヤング率の低い素材で内固定することを推奨しています。(100ギガパスカル前後)、手術の方法論(テクニック)で議論するのではなく、材料力学の見地からインプラントを選択すべきです。

症例カテゴリー

ページトップへ