ダクタリ会

症例

犬の前十字靭帯断裂に対するCBLO術 #122

他県よりラブラドールさんが前十字靭帯を断裂して跛行している。診察と手術をお願いしますと連絡がありました。徒手により脛骨圧迫試験、脛骨前方スラストが確認されました。関節鏡検査では半月板損傷は確認されず、そのまま3.5のCBLOで対応しました。しばらくは安静が必要ですが、ゆっくりと機能回復することが期待できます。しかし、たとえTPLO、TTA、CBLOなどの骨切り術を行ったとしても、数パーセントに遅発性半月板損傷が生じることも知られているので注意が必要です。

症例カテゴリー

ページトップへ