ダクタリ会

症例

犬の前十字靭帯部分断裂に対するCBLO #132

40kgの大型犬の部分断裂にCBLOで対応。シットテスト(+)、ファットパッドサイン(+)。関節鏡検査では半月板損傷は確認されず、前十字表面に血管新生、滑膜炎の様相を呈す。いわゆるChronic Kneeの状態。脛骨内側に18mmのラウンドオステオトミーを行い、近位骨片をTPA=7°となる様に回転矯正を行う。ドイツRitaのTitanium Locking Plateによる固定を実施。自家多血小板血漿(PRP)を補助的に関節内に投与。当面は安静にしていただき、徐々に後療法を計画し、機能回復を目指す。高齢ながら、よく頑張ってくれました!

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