ダクタリ会

症例

猫の大腿骨頭すべり症

型種の猫には大腿骨頭すべり症が起こりやすいと報告があります。この病気は去勢された雄に発症しやすく、年齢は2歳の頃によく見られるとのこと。Multiple Wire法大転子転位術ダブル腸骨・大腿骨スパイクワッシャースリングで骨折部位と股関節を整復しました。しばらくは安静が必要です。骨癒合が上手くいかなかったり、アップルコアサイン生じたり、OAによる疼痛が発生した場合は、救済的に股関節全置換術 or 大腿骨頭頸部切除術で対応します。

 

症例カテゴリー

ページトップへ