猫の尿管膀胱新吻合






左側尿管の重度拡張と部分的な破裂が認められ、尿管膀胱新吻合術(uretero-neocystostomy)を実施した猫さんです。CTでは尿管は著しく拡張しており、正常な尿の流れが妨げられていたことが強く疑われました。そのため、障害された尿管は温存することは難しく、膀胱への新たな吻合を選択しました。術後に実施した病理組織検査では、左側尿管は重度に拡張、一部で尿管壁の不連続性(破裂)出血や水腫など、慢性的な圧負荷による二次的変化が確認されました。猫の尿管疾患は、症状が分かりにくく、気づいたときには重度になっているケースも少なくありません。

