ダクタリ会

症例

猫の直腸脱

猫が脱腸してしまって戻らない、とかかりつけの先生から手術依頼がありました。
まずは内科的な治療(押し戻して肛門を縫う)を行うことが一般的ですが、繰り返す場合は外科的整復が必要です。

腸自体は生きていたので、腹腔側から腸が出ないようにする『結腸固定』を行いました。
手術後は毎日排便ができており、再発はありません。

猫が脱腸を起こす原因には下痢や便秘などがありますが、背景に消化管の寄生虫が隠れていることがあるため注意が必要です。

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