ダクタリ会

症例

猫のPSS

生後5ヶ月の猫が流涎、盲目とのことでかかりつけで門脈シャントの疑いがあると診断され、精査のため当院に受診しました。総胆汁酸、アンモニアの上昇が確認されました。CTでは左胃静脈を介した門脈血管が描出されました。後日、開腹手術により、シャント血管はセロファンバンドにより部分結紮が行われました。この処置により徐々にシャント血管が絞扼されることが期待されますが、術後発作が生じることがあるので、レベチラセタムの内服を行いながら慎重に24時間体制で内科ケアを行います。

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