ダクタリ会

症例

球状切削型肩関節固定術 #14

関節脱臼に対して肩関節固定術を実施しました。内側関節上腕靭帯が顕著に伸展しており慢性の不安定症が生じていたと思われます。寛骨リーマーを使い、上腕骨窩の球形の整形とデコルチケーションを行い血流の疎通を促します。上腕骨はバーリングにより骨頭軟骨を掻爬しています。アライメント調整のためミニ創外固定装置を使って骨片同士に仮固定と圧迫を加えます。手術時間短縮のため、あらかじめ3Dプリンターでリハーサル手術を行いインプラントのプレフォームを行います。高齢のワンコですが頑張ってくれました。

2023/12/30

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