ダクタリ会

症例

異物による十二指腸穿孔・細菌性腹膜炎

中年齢のMIX犬が二日前から嘔吐下痢が治まらず、細菌性腹膜炎が疑われるが原因が不明とのことで紹介来院しました。
来院時意識レベルは低下し、ぐったりしていました。

エコー検査で胃〜十二指腸にかけて異物が確認された為、この部位で腸穿孔を起こしていると判断し、緊急手術を行いました。
十二指腸で穿孔癒着しており、この部位を切除し吻合しました。

術後は徐々に回復し、食欲も正常まで回復した為、1週間の入院後に退院としました。
2週間後のチェックでも元気食欲良好で、よく吠えるようになったとのことです。

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