ダクタリ会

症例

肘関節固定術

右前肢の慢性の跛行があるため、NSAIDsや鍼治療などを内科的に数年に渡って試みているがなかなか改善しないので、なんとかして欲しい。主治医の先生から連絡がありました。エックス線CT検査において最終ステージの変形性関節症と診断されました。この問題を解決するためには、外科的な治療法しかなさそうです。
右肘の関節機能は失いますが、除痛目的で2.0 Titanium Lockin Plateにより関節固定術を行いました。術中はPRP(自家多血小板血漿)とB-TCPで作成したゲル状のものを、関節面に埋入しました。除痛効果とワンコのQOLの改善のためには、この方法で救済するしかなさそうです。

症例カテゴリー

ページトップへ