ダクタリ会

症例

肛門嚢アポクリン腺癌 右肛門嚢腫瘤 腰下リンパ節切除

10歳 去勢雄のミニチュアダックスが主治医の勧めにより右肛門嚢付近の腫瘤の精査のため来院されました。細胞診検査で、肛門嚢アポクリン腺癌と診断されました。CT検査により腰下リンパ節群への転移が確認されました。この腫瘍は、放っておくと巨大化し、将来的に排便困難になる可能性があります。手術で、右肛門嚢腫瘤および腰下リンパ節群の摘出を行い、2日後に無事退院しました。術後はがん薬物療法を行い、再発や残存しているリンパ節病変の増大をできる限り抑えていきます。

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