ダクタリ会

症例

股関節脱臼に対するトグルピン変法 Case #45

齢犬の股関節脱臼に対してトグルピン変法で対応した。対側肢の股関節に注目すると何らかの陳旧化した関節の病変が認められた。原因は不明だが幼少期に跛行などの症状があったようなので成長板骨折やペルテスなどに罹患していたのかもしれない。また、その影響で対側の筋肉量も低下している。今回は最も生理的な状態に近く、自骨の温存が可能な大腿骨頭靭帯の再建方法を検討した。患者さんの体力・年齢・対側肢の問題などを考慮すると、FHNEを選択した場合に必要とされる積極的なリハビリテーションは非現実的である。患者さんのライフステージや抱えている問題を考慮した治療方法を選択することが重要である。

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