ダクタリ会

症例

股関節脱臼に対する股関節安定化術

犬の外傷性股関節脱臼をスリングにより非観血的に整復していました。残念ながら再脱臼となったため、失われた大腿骨頭靭帯を人工靭帯による再建術を実施。寛骨内にToggle Pinとブレードを埋入、大腿骨頭から骨孔を形成し、第3転子付近にエンドボタンで締結を行いました。これにより徐々に歩様状態の回復が期待されますが、一般的に再発率は11~20%と考えられているため、再脱臼しないことを祈りつつ、しばらくは安静が必要です。

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