ダクタリ会

症例

脊髄空洞症+肩関節不安定症

高齢のトイプードルが最近歩き方がおかしいとのことで紹介来院しました。
神経検査では姿勢反応の低下を認め、整形外科学的検査では肩関節の不安定性・疼痛を認めました。
MRI検査では後頭部尾側形成異常と脊髄空洞症が広範囲にあり、これが神経症状の原因であることがわかりました。

トイプードルは肩関節不安定症の好発犬種として知られています。ある報告によると肩関節不安定症患者の中には頸髄疾患を伴っていることも多く、背景疾患を精査する必要があります。

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