脛骨粉砕骨折に対するMinimally Invasive Plate Osteosynthesis












大型の猫に発生した脛骨(すねの骨)骨幹中央部の粉砕骨折 に対してIMピン併用でMIPO法(Minimally Invasive Plate Osteosynthesis) による整復固定術を行いました。
脛骨の粉砕骨折では、
・骨折部の血流温存
・骨癒合環境の維持
・過度な侵襲を避ける
これらが極めて重要になります。本症例ではIMピンで軸方向の支持性を確保し、プレートで回旋・剪断力を制御することで、骨折部をほとんど展開せずに安定性を確保しました。
MIPO法は骨折周囲の軟部組織を温存できる一方で、正確なアライメント管理と固定設計が求められる手技です。術後X線ではアライメントは良好で、固定バランスも安定しています。今後は仮骨形成と骨癒合の経過を慎重にフォローしていきます。

