ダクタリ会

症例

超小型犬の前十字靭帯断裂に対するCBLO #128

2.6kgのワンコが左後肢を痛めて、うまく使えなくなっており、前十字靭帯断裂の疑いがあるので、手術をして欲しいとかかりつけ医の先生から連絡がありました。完全脱臼のため、ドロアーサイン、脛骨圧迫試験陽性です。脛骨の前方への亜脱臼が著しく、半月板損傷の心配もあります。この問題に対して、CBLO:CORA Based Leveling Osteotomyで対応しました。脛骨内側に9mmのドーム状骨切り術を行い、前方へ約4.2mm回転矯正を行います。2.0mmのTitanium Locking Plateを使用し、強固に固定を行います。術後は脛骨の亜脱臼が解消され、機能的な安定化が得られています。しばらくは安静にしていただき徐々にリハビリを開始します。とても小さなワンコでしたが頑張ってくれました。

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