ダクタリ会

症例

高齢犬の股関節脱臼に対する BUSTOR #70

うすぐ18歳になるToy Poodleさんが自宅のフローリングで滑って転倒し、悲鳴をあげたとのこと。主治医により股関節脱臼が確定され、非観血的整復を行なって頂きました。数日後、残念ながら再脱臼が確認されたとのこと。股関節の温存手術を希望され紹介受診されました。高齢犬であることから短時間で手術を終わらせることが重要です。今回はφ2.4のBUSTORを使って脱臼の整復を行いました。手術時間はおよそ40分で終了です。超高齢犬ですが、これからも痛みなく元気に過ごしてもらいたいと思います。大腿骨頭を切り取る処置(FHO or FHNE)はBUSTORに比べると手術時間が若干短くて済みますが、骨切りによる侵襲や術後の理学療法が必須となり、若い個体でも除痛と機能回復には時間を要します。BUSTOR後はしばらくは安静が必要ですが後療法が必要になることはありません。

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