ダクタリ会

症例

PLDD

10歳のイタグレさんが四肢不全麻痺になっているので、精査希望で来院されました。MRIではC4~C5,C5~C6、の中程度のIVDDが確認されました。今回は経皮的椎間板レーザー除圧術(PLDD)により対応しました。ニードルを外科イメ誘導下で椎間板に穿刺し、穿刺部位はCTで確認し、問題なければそのままレーザーファイバーを挿入し、蒸散を行います。この手技は今まで外科的に適応されなかった多発性の椎間板ヘルニアにも低侵襲アプローチが可能となります。しかし、即効性はないため鎮痛剤を使いながら経過観察を行います。

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