ダクタリ会

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OLYMPUS EVIS LUCERA ELITE CV-290

視鏡(軟性鏡)を最新機種オリンパスCV-290に刷新した。

観察部位は鼻腔、気管支、食道、胃、小腸、大腸、膀胱(犬のサイズと性別による※メス)など

を目的としており、そのため電子スコープは用途部位に合わせ、な、なんと10本が揃った。

正しい治療は正しい診断の元で。

犬・猫は体が小さいから。なるべく侵襲は少なく。

通常の十二指腸のイメージ:リンパ管拡張

獣医療ではまだ馴染みの少ないテクノロジーではあるが、
ナローバンドイメージ(Narrow Band Imaging、NBI)という光デジタル処理技術がある。
通常の内視鏡画像では、白色光を使用して臓器や組織の表面を観察するのだが、NBIでは特定の波長の青色光と緑色光を使用して観察する。
NBIは、特に消化器系の病変(例:食道、胃、大腸)の観察において有用であり、青色光と緑色光は、特定の波長で組織の表面に浸透し、
異常な血管パターンや粘膜の微細な変化を強調することができる。これにより、異常な血管形態や病変の境界をより鮮明に観察することが可能となった。

NBIは、人では早期のがんや前がん病変の検出に役立ち、胃の粘膜中に存在する異常な血管形態や色素沈着などの変化を観察することで、
胃がんや胃内膜下腫瘍を検出することができると考えられている。

光デジタルモードのNBIが獣医療にどれくらい有効か?それについてはまだ検証されていない部分も多いが、人と同様に動物の胃腸の病気の早期発見につなげていきたい。

 

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