-
米空軍横田基地の動物診療所視察
獣医師の雲野です。先日、町田市獣医師会有志で、米空軍横田基地の動物診療所を訪問しました。獣医師10名、看護師5名のバスツアーで和気藹々と町田市を出発し、約1時間半程で横田基地に到着しました。診療所には獣医師2名が在勤し、うち1人が日本の方でした。動物を...
-
Yokota Air Base Vet Clinic視察〜看護師国家資格化に向けて〜
看護師の西村です。町田市獣医師会有志の皆さんと東京都福生市の横田基地内にある動物病院を見学させていただきました。 現在の獣医療においてアメリカは技術や知識などが進んでおり、日本に比べ動物看護師の果たす役割も多いのです。日本では令和5年...
-
猫の生体腎移植〜移植で救われるふたつの命〜
生体腎移植によって救われる”ふたつの命”があります。ひとつは”猫の慢性腎不全”から救われる命、もうひとつは人間の勝手な都合で行われる”殺処分”から救われる命です。慢性腎機能障害の猫ちゃんが当センターで生体腎移植を受け1年が経過しました。当時はかかりつけの...
-
ACVS 2022 Portland Oregon
Covid-19のパンデミックの影響でしばらく対面開催が見送られていたACVS Surgery Summit 学会がポートランドのオレゴンコンベンションセンターで開催され参加してきた。オレゴンといえば”オレゴンから愛” 大自然のイメージである。 私は前日入りし、前十字...
-
IVECCS2022 in San Antonio, Texas
2022/9/7-11にテキサス州サンアントニオで開催されたIVECCS (International Veterinary Emergency & Critical Care Symposium)に参加しましたのでご報告します。IVECCSは毎年9月にアメリカで行われる獣医救急・集中治療分野の国際学会です。今回は国際獣医救急...
-
Omoiyari(Altruistic Sensitivity) A core Japanese Cultural Value
日本の文化は思いやりの文化=子供のOmoiyari(利他的感受性)を動物との生活で育む。For Japanese parents, enabling their children to develop the fundamental cultural value of Omoiyari (altruistic sensitivity)is important since it is regarded as the co...
-
VCOT Open 論文掲載
Use of an Autologous Bone Graft Derived from Three Caudal Vertebrae for Reconstruction in a Dog with Radioulnar Atrophic Nonunion and OsteomyelitisVCOT Open 2022;5:e93–e97. Case Report1 All Heart Animal Referral Centre, Machida, Japan2 Daktari An...
-
シドニー研修
外傷や病気で失われた股関節の関節機能を人工関節で再建する技術習得のため、シドニーにあるAnimal Referral Hospitalで整形外科のトレーニングを受けてきた。現在、動物医療において猫や小型犬では”大腿骨頭頸部切除術で治療した事”とされている。この現状に対して”...
-
エルマン・サージトロン
手術といえば、凝固、切開、切除、止血。凝固、切開、切除、止血。凝固、切開、切除、止血。。。。手術中はかなりの時間、この作業を呪文の様に繰り返すことになる。そこで、短時間で侵襲が少ない手術のために優れた電気メスの存在は欠かせない。手術室でメインのエ...
-
アリエッタ750VE
2022年の年明けにメインの超音波診断装置をアリエッタ70からFUJIFILM社の最新機種アリエッタ750VEに刷新した。アプリケーションもアップデートされ画質も向上している。(かなり綺麗)様々なシーンに大活躍は間違いない!ちいさな病変も見逃さないぞ!と。ただし。。...
-
週刊ダイアモンド掲載
2021 11/27号の週刊ダイアモンド (1913年 大正2年 創刊)に獣医師が選定した全国 信頼できる動物病院ランキングに当院が掲載されていた。 全国MAP付き 紹介元の先生が当院を評価をしてくれています。これからも患者さん、ご家族、主治医の期待に応え...
-
猫の『がん』〜正しく知って、向き合う〜
猫と生活している方へ先日、腫瘍専門医の小林先生が執筆された本が出版された。猫がかかりやすい『がん』について、一般の方向けにとても分かりやすく書かれている。ネットでは『がん』に関する様々な情報が溢れ、”科学的根拠のないデマ”・”信憑性のない治療法”など...