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サージックXT
NAKANISHIのサージックXTというコンパクトな動物用の整形外科パワーツールを新規に導入した。当センターでは既にシンセス社コリブリ、ストライカー社のバッテリー駆動あるいは電動パワーツールが稼働している。これらの機種は人の整形外科領域で開発されたものであり...
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猫の腎臓移植プログラム
2021年4月 国立大学法人 岩手大学よりオールハート動物リファーラルセンターが伴侶動物外科学の片山 泰章教授の協力のもと”猫の腎移植プログラムに関する兼業施設”として、正式に承認されました。腎移植による猫の腎臓病治療は、現在のところ米国のごく一部の獣医科...
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獣医師向け雑誌へ寄稿
この度、株式会社エデュワードプレスから出版されたVeterinary BOARD 21 2021 JANUARY 膝蓋骨内方脱臼〜再脱臼を起こさせないための治療選択肢と治療のポイント〜という整形外科のテーマで特集があり私に与えられたテーマは膝蓋骨内方脱臼と前十字靭帯靭帯断裂を併...
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学術アドバイザーの紹介
Dr.Taka Sugiyama DACVSーSA 杉山孝範先生をご紹介いたします。杉山先生と院長とはダクタリ時代の旧友で、現在はオーストラリアに在住です。昨年、日本人として4人目の超難関であるアメリカ獣医外科専門医(獣医外科医として最高峰の資格)を取得されました。専門は...
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USBメモリーから
先日、古いUSBメモリーを見つけてパソコンで開いてみると15年前の写真が記録されていた。2005年2月 テキサス州 ヒューストンの Gulf Coast Veterinary Specialistsで過ごした1ヶ月間、Brian Beale先生のもと整形外科の研修を行った。 当時、日本ではTPLOに関...
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麻酔専門医の紹介
米国獣医麻酔科専門医による麻酔科診療について小田彩子先生をご紹介いたします。ノースカロライナ州立大学で麻酔科のレジデントトレーニングを受けられ米国獣医麻酔科専門医になられ、2019年に帰国されました。小田彩子先生 全国の動物病院を訪問されています。当...
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外科用イメージの入れ替え
先日、Cアームこと外科用イメージの入れ替えを行った。手術中に正確で緻密な仕事を要求される整形外科の領域では必須の医療機械である。また、呼吸器や消化器や泌尿器の疾患にも頻繁に登場してくる。今回、入れ替えたの機種は”Brivo エッセンシャル” GE社製の外科イ...
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CT装置の入れ替え
今回、導入した装置はキャノン製の高速80列CT。旧装置の数十倍のスピードで撮影が可能となります。動物の麻酔時間を短縮でき、高画質での撮影を実現します。 10年使用したのはGEのPROSPEED Ⅱ 2列のCTでした。故障が少なく非常に安定していました。10年で3,000件...
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CSU Veterinary Teaching Hospital
2020年3月1日より1週間コロラド州立獣医科大学・獣医教育病院に継続教育の一環として短期研修に行ってきた。日本の大学では付属動物医療センター、あるいは大学病院と言われているが、米国の場合は病院=教育現場という考えから教育病院と呼ばれている。つまり、24時...
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CT装置リニューアル工事に伴う停電のお知らせ
2020年3月16日 19時〜深夜(およそ4時間の予定)病院全体が停電となり、また電話も普通となります。それに伴いその時間は救急の患者さんをお受けすることができません。また、3月下旬には80列CT装置となるため、より高速のスキャンが可能となり、麻酔時間も格段に減る...
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ミネソタから
ミネソタ大学から二人の外科医がオールハートに遊びに来てくれました。私が15年ほど前にCSUの外科を訪問した時に知り合いになり、当時は外科のレジデントをやっていたピエール・アムセレン先生今では有名な獣医腫瘍外科専門医になられている。ピエールの奥様で胸部外...
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ダクタリ会 50周年大会
私が大学を卒業してすぐに就職した動物病院が渋谷にあるダクタリ動物病院 広尾セントラル病院だ。(現在は港区白金台に移転している。)当時の広尾病院に9年間在籍し、院長の加藤先生に師事させていただいた。(当時の獣医師は代診という肩書きでおよそ3年間ほど在...